記憶(きおく)とは、脳に蓄積される情報。 記憶の分類法はさまざまだが、スクワイアの記憶分類という分類法が一番一般的である。ここではスクワイアの記憶分類を基にしたモデルについて述べる。記憶は感覚記憶、短期記憶、長期記憶の3つに大きく分類される。 自伝的記憶、展望的記憶という概念を提唱する学者もいる。
感覚記憶
感覚情報貯蔵とも呼ばれる。感覚器官に保持される記憶である。1960年にジョージ・スパーリングによって提唱された。視覚では1秒間弱、聴覚では約4秒間保持される。保持される情報はかなり多い。テレビや映画の映像を連続して認識できるのは感覚記憶の効果による。
注意によって感覚記憶から短期記憶に記憶が転送される。短期記憶の容量は小さいので、このときかなりの記憶が忘却される。また、言語的記憶は音声的な形態に変換される。つまり、文字で書かれた言葉の記憶が、音として聞こえる言葉の記憶に変換される。
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